2019年6月7日金曜日
2018年12月13日木曜日
追いかける!
コトバにならないものが
泪になるなら・・・
どこが降らせるのか
うれしいも
かなしいも
楽しいも
くやしいも、
雨上がりは、
だから、
虹になるのかな・・・
と、
2014年2月22日のわたしは呟きました。
昨日、
虹に出会えました。
昨日出会った方もいらっしゃるでしょうか?
天気雨で、
なんとなく、
虹に出会えるかも・・・
なんて思っていたら、
ふと、柔らかい光が。
今日、
ずっと前から想っていたことを
一歩、踏み出すかのように、
出かけました。
「うるしの美術館をつくりたいんです!」
そんな想いとともに。
虹は、
天空を貫く大蛇とも言われています。
虫ヘンが蛇で、
工はつらぬくという意味で。
虹は、夢がある・・・
追いかけても追いかけても
なかなか辿り着けないけれど、
姿がある。
昔から、
虹に出会えると、
自分のどこかが、
ほっとするような
そんな感覚をいつも、
もらってました。
元気づけてもらえるような、
そんな何かを。
空の移り変わりのように、
雲が流れるカタチに
想いを乗っけてみたり、
今日、
大阪へ向かう電車の中で
空ばかり見上げてました。
何かをカタチにしたいとき、
一人では何もできない、
誰かの力や支えがあってこその
カタチです。
だから、
今があるのだと。
たくさんの
「ありがとうございます」と一緒に、
これから先へ向かいたいと思います。
これからの未来へ
虹をかけるように、
うるしという文化の虹を
ここから、
先へ・・・
そんな願いを込めて
もう一度、
「うるしの美術館をつくりたいんです!」
2018年12月11日火曜日
やってみないと・・・
そうなのです。
やってみないと、
ほんとの意味で、
わからないのです。
そうなのです。
使ってみないと、
ほんとの意味で、
わからないのです。
そうなのです。
自分に何かをあてはめて、
できる、
わかる、
知ってる、
と、口にするコトバ。
これは、
自分が同じように
やってみないと、
使ってみないと、
経験しないと、
言えないこと。
人のことも、
仕事のことも、
いろいろなこと。
やってみないと・・・
わからないのです。
2018年11月2日金曜日
練る
練るという、
ひたすらの
仕事。
松田権六さんの
「うるしのつや」の中に、
モーターでなら三十分でできるものを、
兄は一日がかりでこねくりまわしている。
ずい分無駄なことだと思っていたが、
後に経験を積んでくると、
機械と手とは大違いなことがわかった。
手でゆっくり練ると、漆の中の有機物と
無機物がすっかり交じり合う。
そうして練った漆は、
つやがありきめも細かく
盛り上がりも高く盛ることができる。
機械の方はただかきまわすだけで、
練ったことにはなっていないから、
漆の乾きがわるかったり、つや、
肉もちが劣っていたりするのだった。
結局、手間どるようでも兄のような昔からの
やり方の方がかえって理論的、
合理的なことがわかったのである。
と、書かれている。
練る仕事は、
ただ、
手で練り続けるという、
シンプルな仕事。
その練っている漆に
自分が映り込むほどである。
この写真は、
わかりにくいのですが、
光を写し込んだ写真です。
うるしのつや、
なんとも言えない
美しさがある。
2018年10月14日日曜日
重ねる時間
じっと、
ものさしのメモリを見ながら、
木地の厚みのことを考えていた。
1ミリ以下の、
光が透き通る、
四ツ椀の木地に
漆の仕事をしていくと、
コトバで書いても、
なかなか伝えるのは、
難しいです。
仕上がった四ツ椀の厚みは、
だいたい3ミリほど。
このミリの間に
仕事をしていくのです。
仕事を進め、
重ねた時間が
仕上がった、厚みになる。
もし、
万が一、
かけたりしたら、
直しが必要です。
そのかけた部分を貼り付けて、
漆を上から塗って、
もとどおり!
というわけにはいきません。
直しにはその状況に合わせた
直しの工程がそれぞれ違いますが、
重ねた時間を巻き戻すような
時間と仕事が必要になります。
何かを作り出し、
カタチになるまでの時間は
想像しにくいもの。
重ねる時間・・・
だと、
思うのです。
2018年10月13日土曜日
木 地
この写真は四ツ椀の木地です。
厚さ1ミリ以下の、
( 口元から高台まで総て1ミリ以下 )
木地に光を翳すと
光を通す、
そんな木地に漆の仕事をして
お椀に仕上げています。
漆を付けて、
乾かして、
研いで、
漆を付けて
乾かして、
研いで、
を、繰り返します。
その仕事を2~3年かけて
四ツ椀に仕上げます。
うるしばなしに登場する
四ツ椀は、
わたしと、30年以上のおつきあい。
いろんな時間を一緒に過ごしてきました。
そしてまた今日も「いただきます」と
顔をあわせるのです。
木地は自分で作るものもあれば、
轆轤師(ろくろし)さんに
お願いする四ツ椀のような木地もあります。
みんな、木 。
命を頂いている仕事だなと
思いながら、
仕事をしています。
2018年10月7日日曜日
今日の相棒
ノコギリが相棒の日もあれば、
鉋が相棒の日もあり、
金槌やノミなどいろいろである。
仕事内容にあわせて
タッグを組む相手が変わる、
のであります。
数日ノコギリと
組みながら、
「切ってくれ!」と
師に頼まれ、黙々と。
もちろん漆の仕事であり、
必要な木地を自分で作るのです。
父は木から作品を作るので、
切ったり、彫ったり、削ったり、
をします。
その仕事が、わたしには、
なかなか、なかなか・・・
師の「鍛えとけよ!」がこういうときに、
必要なのであります。
もちろん、
筋トレだけでなく、
日々の仕事で身につく力も
あるのでしょうが・・・
カタチになったものは、
カタチになったものしか、
知らなかったので、
仕事を頼まれて、
自分がしてみてでしか
わからない、
いろんなものがあります。
それで、いいんだと思うのですが、
カタチにしたいものを
追い求めて、父が作品にしたものと、
頼まれたカタチを作り、
一つの作品にするのとでは、
全然、違うのです。
カタチになるものも、
コトバになるものも、
人が生み出すもの。
ということ、です。
2018年9月7日金曜日
相棒
はじめまして!
これから、よろしく!
と、挨拶した相手は
この小さな机。
漆の仕事をする
わたしの相方、相棒である。
40×50×20.5のサイズ
常磐(じょうばん)というミドルネーム?を持つ。
わたしが、うるしをはじめた、
その日からタッグを組んでいる。
数年前からのおつきあいである。
「よろしく」「おつかれさま」
と返事のないやりとりを繰り返す。
この小さな机の面積から学ぶ
うるしのセカイがあるのだ。
そして、座り込み
うるしの仕事の
時間を感じる、のである。
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