2018年10月10日水曜日

ふーっ










ふーっ!
と、ふいては、飛ばしていた、
わたげ。

タンポポが
わたげになる・・・

ちょっと、どこか
ニンゲンみたいとも
思っていた。

咲いて散る、
そんな花たちもあり、
タンポポみたいに
どこかに降り立って
また新たに花を咲かせる・・・

いや、
鳥がどこかへ運ぶもありえるし、
可能性はいろいろなのであるが、

タンポポにはそんなことを
思っていたのである。

同じようで、同じじゃない何かを、
昔からぼーっと思っていた。


飛んでいける、
ということに
夢をのせていたのかもしれない。



そうそう、
こんな話をずいぶん前に、
小耳に。

わたげと、皮と、漆塗りの枕で寝れば、
絶世の美女に会えると・・・

未知なる夢をも
わたげは届けてくれる・・・
なんて、

なんて。









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