バックスペース
バックスペース。
ちょっと思ってみる。
これを、
この名の一つを押すと
一つ消えていく。
二つ押すと二つ消える。
三つ四つ、ずっと押し続けると
押し続けた分消える。
間違いも、ズルもなく、
押した分だけ消えるのだ。
イヤホンから流れる音を
自分の頭の中に留める。
逃げ道のないかのような音が
次々に頭の中を巡る。
リズムが鼓動が呼吸と重なるように
風船が膨らんでいくのとは違って、
キモチが膨らんでいくのがわかる。
段々と音量があがっていくかのように、
自分のどこかが導かれるのだ。
何かの間違いで押されたボタンが
そのキモチの加速を止めてしまう。
そんなボタンが人には、
この世の中には存在するのだ。
バックスペース。
なんとも今に留まる自分を
傍観的に?
俯瞰的に?
も、当てはめられるボタンのような
存在のコトバと機能を兼ね備えている。
さて、
今のわたしには、いくつ押すべき?
0 件のコメント:
コメントを投稿